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 「桜を見る会」の前日に開かれた夕食会をめぐって安倍晋三首相の国会答弁と会場のホテルの説明が食い違った問題で、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は18日午前、記者団に「首相側が言ってきた中身を立証しなければならない。書面で回答をもらうまでは、質疑は見送らせてもらう」と述べた。

 衆院予算委員会は同日午前9時が開会予定時刻だったが、同委理事会で与野党の調整が難航、1時間近く開会が遅れた。与党側は主要野党が欠席した状態のまま、議事を進めた。

 2013、14、16年に夕食会が開かれた「ANAインターコンチネンタル東京」(旧・全日空ホテル)は野党側に対し、同ホテルでのパーティー・宴席について「領収書を宛名を空欄のまま発行することはない」などと回答。野党側は首相のこれまでの答弁と矛盾するとして、17日の国会審議で追及した。首相は、ホテル側から同日昼に「個別の案件については営業の秘密に関わるため、回答に含まれていない」と説明されたと主張。しかし、ホテルの広報担当者は同日夜、朝日新聞の取材に「『個別の案件については営業の秘密にかかわるため、回答に含まれていない』と申し上げた事実はない」と返答した。

 安住氏は18日午前、野党4党の国対委員長で対応を協議。首相に書面での回答を求めることを確認した後、「首相がこれまで延々とウソをついてきた可能性が高まった」と記者団に語った。