【動画】森林火災でやけどを負い、手当を受けるコアラも=ティモシー・ハマー撮影
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 オーストラリアでひろがった森林火災。コアラの安住の地だった島も、大打撃を受けた。野生動物が暮らす森は生き返るのか。

焦げたユーカリ 景色一変

 ユーカリの太い幹は焼け焦げ、青々としていた葉は茶色く枯れていた。豪南部アデレード沖のカンガルー島。2月上旬に訪れると、様子が一変していた。

 記者は昨年8月、島を訪れていた。コアラがかかる性病のクラミジアの感染がこの島では見られず、「コアラを救う島」として注目されていたからだ。

 島の風景を変えた森林火災は、昨年末から1月前半にかけて、島の面積の48%にあたる21万ヘクタール余り(東京都の面積に相当)に延焼した。島内の住宅計89戸が焼失し、2人が犠牲になった。島の西部を車で走ると、焼けた森林が続き、焼け野原が広がる光景にも出くわす。推計で5万匹ほどいたコアラは、半数前後が死んだとみられている。

 2千ヘクタールの範囲に約100匹のコアラが生息する、島西部のハンソンベイ野生保護区。共同オーナーのジェームズ・ゲデスさんによると、保護区も1月3日の火災で全域が焼けた。ビジターセンターと従業員住宅4戸、宿泊客用のロッジ4戸も焼失した。

 コアラは? 尋ねると、「来ているよ」とゲデスさんが指さした木の上に、愛らしい姿が見えた。30匹が死んだが、70匹ほどは木の上で生き延びたという。

オーストラリアの森林火災で、コアラやほかの希少な動物たちも犠牲になりました。どうすれば救えるのか?支援の輪が広がり、専門家は気候変動対策が重要だと語ります。

 火災を免れた森の葉を運んで食…

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