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 新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国・武漢からチャーター機で帰国した人の一部が、日本政府が手配した滞在先のホテルで相部屋になったことについて、政府は18日、「厳しい時間的制約の下、可能な限りの対応を行った」とする答弁書を閣議決定した。無所属の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。

 チャーター機の第1便に乗り、1月29日に帰国した人の大半は「勝浦ホテル三日月」(千葉県勝浦市)に一時滞在した。部屋数が足りず約20組が相部屋になり、このうち2人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。

 質問主意書で相部屋が間違いだったと考えるかと問われ、政府は答弁書で「確保できた宿泊施設の部屋数の都合上、互いに家族や関係者である場合に、一部、同室における滞在を依頼した」と説明。政府や自治体が所有する研修施設などの利用について検討したかについては「各省庁が管理する施設については、直ちに受け入れが可能な施設がなかった」とした。(岡村夏樹)