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 新型コロナウイルスの感染が広がるなか、山梨県内の宿泊施設で3万人を超える予約キャンセルが出ていることが、主な観光地の宿泊施設が加盟する県旅館ホテル生活衛生同業組合の調べでわかった。外国人だけでなく、日本人の国内旅行も減少傾向にあるという。

 1月31日から同業組合に加盟する17組合と個人の計192施設を調査。今月13日までに101施設が回答し、キャンセル数は計3万1164人に上った。

 加盟組合別にみると、石和温泉旅館協同組合が1万3106人と4割強を占めて最も多かった。次いで甲府ホテル旅館協同組合が5978人、河口湖温泉旅館協同組合が4086人だった。

 河口湖では調査後もキャンセルが増加し、同業組合の笹本健次理事長は「インバウンドの受け入れが多い地域で影響が大きい」と指摘。日本人も人混みを避けて旅行を控える傾向にあるといい、「昨秋の台風19号より被害が甚大になる可能性がある」と話す。(平畑玄洋)