拡大する写真・図版無登録でネットオークションに出品されたアジアアロワナの剝製=2020年2月18日、警視庁代々木署、小早川遥平撮影

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 個人で所有していた希少野生動物の剝製(はくせい)を無登録でネットオークションに出品したとして、警視庁は18日、兵庫県や滋賀県に住む男性2人を種の保存法違反(陳列または広告の禁止)の疑いで書類送検し、発表した。ともに、処分するために出品したことは認めたうえで、「登録が必要だとは知らなかった」と話しているという。

 代々木署によると、兵庫県伊丹市の無職の男性(57)は昨年9月、以前にペットとして飼っていたアジアアロワナの剝製1体を「アロワナ剝製現品限り」と表示して約2万円で出品した疑いがある。

拡大する写真・図版無登録でネットオークションに出品されたトラの剝製=2020年2月18日、警視庁代々木署、小早川遥平撮影

 滋賀県湖南市の自営業の男性(44)は昨年11月、祖父の代から実家にあったトラの剝製1体を「希少! トラ虎 剝製 本物」と表示して約150万円で出品した疑いがある。いずれも入札者はいなかった。

 アジアアロワナやトラは国際希少野生動植物種に指定され、販売する際は環境省への登録が必要だった。ともに警視庁のサイバーパトロールで発覚した。