拡大する写真・図版カフェで接客をする分身ロボット=2020年1月21日、東京都渋谷区、オリィ研究所提供

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 生まれつき難病を患う兵庫県伊丹市の女性が「分身ロボット」を遠隔操作し、東京・渋谷のカフェで働いた。難病患者や障害者の就労支援のための社会実験。女性は食事やトイレの介助が必要なため就職先が決まらず、悩んでいた時に見つけた仕事だった。「外出が困難な人の働く選択肢が広がる」と可能性に胸を膨らませる。

 「お待たせしました。アイスコーヒーでお間違いないですね。お手数ですが取ってもらっていいですか」。1月21日、東京都渋谷区にあるカフェ。高さ1・2メートルの白いロボットが男女連れの客席に近づき、声をかけた。

拡大する写真・図版パソコンを使って分身ロボットを遠隔操作しながら接客する酒井麻椰さん=2020年1月21日、兵庫県伊丹市、中塚久美子撮影

 スピーカーを通じて話すのは酒井麻椰(まや)さん(23)。筋肉が萎縮して筋力が低下する脊髄(せきずい)性筋萎縮症(SMA)の難病を抱える。普段は電動車いすで生活し、トイレや食事にはヘルパーや家族らの介助が必要だ。

 今回カフェで実施されたのは「分身ロボットカフェDAWN ver.β 3.0」と名付けられた社会実験だ。

 酒井さんは自宅でロボットの内…

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