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 渡り鳥のオシドリが、今季も島根県隠岐の島町のダム湖周辺で越冬している。長年観察を続けてきた元教員の野津大(まさる)さん(75)によると、隠岐で見かける期間は約20年前と比べて1カ月近く短くなったという。

 オシドリが越冬しているのは、銚子川上流にある銚子ダム周辺。野津さんが観察できた期間は、2001~02年は11月14日~4月16日の154日間だったが、18~19年は11月28日~4月5日の129日間で25日減った。この間、期間の短縮傾向は一貫して続いているという。

 野津さんは「オシドリだけでなく、つながりを持つ他の生物や生態系に与える影響も含め、さらに詳しく観察を続けたい」と話している。(長田豊)