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 熊本県八代市で整備中の大型クルーズ船用の港湾施設「くまモンポート八代」に3月に入港予定だった4隻の大型クルーズ船のうち2隻が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で入港をキャンセルすることがわかった。県港湾課が18日、運航会社から連絡を受けたとして発表した。

 ロイヤル・カリビアン・クルーズ社のスペクトラム・オブ・ザ・シーズと、プリンセス・クルーズ社のマジェスティック・プリンセスの2隻。

 スペクトラム・オブ・ザ・シーズは本来は上海から来る予定だったがかなわず、台湾に出港地を変更しようと試みていた。しかし台湾が海外クルーズ船の入港を原則禁止としたため乗客を乗せられず、断念したという。18日現在、同船はフィリピン近海を航行している。マジェスティック・プリンセスも、台湾や近隣諸国が国際クルーズ船の入港を禁止したことを理由にキャンセルを伝えてきたという。

 くまモンポート八代にはこのほか別の2社から、コスタ・ネオロマンチカが台湾から3月20日に、カンボジアに入港後に乗客から新型コロナウイルス感染者が確認されたウエステルダムが25日にそれぞれ入港予定。いずれも現時点でキャンセルの連絡はないという。(神崎卓征)