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 山形県産の山菜を乾燥させ、塩とまぜた「さとやまソルト」を、米沢市内の障害者施設を運営するNPO法人が開発した。遊佐町で採った海水を煮詰めて作った塩を使った「オール山形」の新商品。NPOの鈴木総一さんは「県産の山菜を1年を通して楽しんでもらえる。県外にも発信できる商品になれば」と話す。

 NPOは、障害者の就労支援事業所などを運営する「なでらの森」。知的、精神障害などがある利用者9人が、山菜を洗ったり、商品を瓶詰めしたりといった作業に携わったという。

 昨年1月から試作を重ねて商品化。山菜を35~45度で24時間かけて乾燥させ、塩とまぜることで、山菜の風味がする塩に仕上げた。味は、ヨモギ、ウコギ、コゴミ、クワ、ササ、月山筍(がっさんだけ)の6種類。ウコギ、クワは事業所で栽培したという。

 鈴木さんらは18日、吉村美栄子知事を県庁に訪問し、発売を報告。県産米「つや姫」のおにぎりにつけて試食した吉村知事は「おいしい。それぞれの香り、味がするね」。感想を聞いた事業所の利用者の島津智彦さん(21)は「とてもうれしい」と笑顔だった。

 各約20グラム入りで450円(税込み)。20日から事業所やオンラインショップ(https://www.tomoichiba.jp/s_yamagata01_index.html別ウインドウで開きます)で販売する。問い合わせは、なでらの森(0238・40・1391)へ。(青山絵美)