拡大する写真・図版「ひまわりっ」に出演する平祐奈さん(中央)ら=2020年2月、宮崎市のUMK

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 テレビ宮崎(宮崎市、UMK)が開局50周年を記念し、初めて連続ドラマを制作する。宮崎市出身の漫画家、東村アキコさん原作のギャグコメディーを実写化する「ひまわりっ 宮崎レジェンド」。18日夜、主役を演じる平祐奈さんをはじめ、主要な出演者が記者会見に臨んだ。

 「ひまわりっ」は2006~10年に漫画誌で連載。東村さんの実体験がベースとされ、コミックス全13巻の発行部数は96万部を超す。主人公のアキコは美大卒業後、郷里・宮崎に戻り、父健一と同じ会社に入社。突拍子のない発言をする天然ボケな父と、アキコに恋心を寄せる不器用な植木屋・興梠健一の2人の「健一」に振り回されながら、漫画家をめざすというストーリーだ。

拡大する写真・図版東村アキコさん=(C)Jun Tsuchiya(B.P.B.)

 8日に東京都内でクランクインし、16日に宮崎市での撮影が始まった。だが、宮崎地方気象台によると、冬型の気圧配置が強まり、宮崎市の平均気温は17日に7・1度、18日に5・5度と冷え込んだ。

 会見では、アキコ役の平さんが「宮崎! あったかいところに行けるんだーって、とても楽しみにしてロケに来たら……すっごい寒いですね」と冒頭から笑いを誘った。「でも、あたたかい人たちに支えられ、撮影は順調です」

拡大する写真・図版主人公の林アキコを演じる平祐奈さん

拡大する写真・図版原作漫画の主人公・林アキコ=(C)東村アキコ/講談社

 父親役の高橋克典さんも「宮崎ブーゲンビリア空港という、とてもあたたかい名前の空港を出たら、なんと寒いことか!」と、「寒いネタ」を継承。「宮崎は住むにはいいでしょ。昨日の川沿いのロケでも、空は広いし、雲はきれい。風はビュービュー吹いて、嫌なことをすべて吹き飛ばしてくれる」と続け、会場は爆笑に包まれた。

 ドラマは1話15分の全10話。5月中旬からUMKで放送予定。

 連ドラ初挑戦のUMKは「作品を通じ、県民のユーモア、おおらかさ、あたたかさを伝えたい」としている。東村さんからは「ドラマ? どっきりでしょ? UMKがドラマ撮れるって思ってませんもん。でも、きっと面白いものを作ってくれると信じています」との激励コメントが届いたという。(高橋健人、佐藤修史)

拡大する写真・図版役通りの独特な髪形で登場した高橋克典さん

拡大する写真・図版原作漫画に登場する主人公の父林健一=(C)東村アキコ/講談社

拡大する写真・図版撮影のエピソードを語り合う出演者たち=2020年2月、宮崎市のUMK