新型コロナウイルスの中国の感染状況を調べている中国疾病予防コントロールセンターは、昨年末の時点で100人を超える感染者が発症し、湖北省武漢市などが「封鎖」される以前の1月中旬までに感染は6千人以上に拡大していたとの分析結果を発表した。
同センターは17日、4万4千人以上の感染者の臨床データの分析結果を公表した。熱やせきなどの症状が出始めた時期を分類した結果、武漢市が「原因不明の肺炎」患者の存在を公表した昨年12月31日以前に発症していた人が104人いたという。
1月1~10日には発症した人が653人に増加。11~20日には5417人が発症したことも明らかになった。中国政府は1月9日に新型ウイルスが検出されたことを発表。20日にヒトからヒトへの感染を確認したことを明らかにしたが、それまでに感染の拡大が進んでいたことをうかがわせる。調査対象者の内訳は武漢市を含む湖北省が74・7%で、その他の地域が25・3%という。
一方、中国国家衛生健康委員会…
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朝日新聞国際報道部