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 指定暴力団工藤会トップで総裁の野村悟被告(73)=殺人などの罪で福岡地裁で公判中=の所有する土地がインターネットで売りに出されていることが、関係者への取材でわかった。売却金は、工藤会が起こしたとされる事件の被害者への賠償金に充てられる方針という。

 関係者によると、土地は野村被告が所有する北九州市小倉北区内の宅地2カ所で、計約1100平方メートル。工藤会が関与したとされる事件の被害者の申し立てを受け、いずれも福岡地裁が仮差し押さえ命令を出している。19日の時点で不動産会社のサイトにアップされており、3453万円と4598万円の売値が付いている。売り出したのは工藤会側とみられるという。

 野村被告をめぐっては、工藤会が起こしたとされる一連の市民襲撃事件の被害者が損害賠償を求める訴訟を起こし、一部で賠償命令が出ている。