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 がん細胞の中で核反応を起こして細胞を壊す、新たな放射線治療「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」の装置の製造販売が19日、厚生労働省の部会で了承された。手術や従来の放射線治療が難しかった、頭頸部(けいぶ)のがん患者の選択肢が増えると期待されている。

 BNCTに必要な薬剤も26日に同省の部会で承認が議論される。対象は手術で取ることができず、転移していない耳下腺がんなどの頭頸部がん。機器は3月中に承認され、新年度に保険が適用される見通し。

 増殖の激しいがん細胞に集まるよう、アミノ酸につけたホウ素の薬剤を患者に点滴。がん細胞に取り込まれたところで、外から弱い中性子を当てると、ホウ素が細胞の中で核反応を起こし、発生する放射線(粒子線)が、がん細胞のDNAを壊す。放射線は、細胞一つ分の距離しか飛ばないため、ホウ素が取り込まれたがん細胞をピンポイントで壊すことができるという。

 治療できるのは、皮膚から深さ…

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