[PR]

 加工食品のオーナーを募るなどして多額の出資を集めた通信販売会社「ケフィア事業振興会」をめぐる出資法違反事件。元財務本部副本部長の高桑秀昭容疑者(52)が逮捕前の1月末、朝日新聞の電話取材に応じ、配当の支払いが滞った後に旅行事業などへの出資として集めた約3億5千万円の一部を暗号資産事業に投資したと答えた。元代表鏑木秀彌容疑者(84)の長男で、昨年2月の家宅捜索後に死亡したグループ会社元代表(当時51)から提案されたといい、「配当を実現するため、リスクを取る必要があった」と説明。ただ利益は出ず、「会員に何も返せなかった」と話した。

 警視庁生活経済課によると、高桑容疑者は資金調達の企画担当の副責任者。調べに「鏑木容疑者の指示を伝達していただけ」と述べ、容疑を否認しているという。(河崎優子、稲垣千駿)