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 「バンドが空中分解してしまわないかと」――。歌手の宮本浩次さん(53)には加速する自身のソロ活動と、古巣のバンド・エレファントカシマシとの間で揺れる複雑な心持ちがあったといいます。ソロ活動が本格化して1年となるのを機にインタビューしました。

拡大する写真・図版朝日新聞のインタビューに応じる歌手の宮本浩次さん。ソロ活動について「40年間歌い続けてきたことへのご褒美っていう感じもある」と話す=東京都渋谷区、西畑志朗撮影

「ずっと自分で決めてこなかった」

――なぜソロプロジェクトをやろうと思ったのですか。

 (長い沈黙の後)「全部、自分で決めてこなかったなって思っていて。小学2年か3年くらいかな、母に連れられてNHKの合唱団に入り、中学校になって(同級生の)今のバンドのメンバーに誘われる形でエレファントカシマシに入りました。メンバーも私が合唱団をやっているのを知っていて、ボーカリストとして誘ったんです。メンバーは仲のいい友達同士ですし、その中でやるのは楽しかったけれど、どこか自分で決めた道じゃなかったような気もするんですね。もちろんバンドは必死になってやってきたし、リーダーシップというか、牽引(けんいん)する役割もやってきたとは思うけれど、一方で、限りのある日々、というか。私もいつか死にますから。そのなかで『バンドでは表現しきれない歌をいま歌いたい』って、自分でも初めて、ようやく決断できたのかもしれない」

――きっかけはありましたか。

 「(エレカシのデビュー)30…

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