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 球春到来。12球団が一斉にキャンプインし、セ・パ両リーグが同時に開幕する3月20日に向けて準備に入った。

 横浜DeNAベイスターズも、シーズンスローガン「NEW GENERATION IS HERE.」を掲げ、沖縄でキャンプをスタートさせた。昨年はリーグ2位となり、初めて横浜でのクライマックスシリーズ開催を勝ち取ったが、今シーズンは、若手からベテランまでが融合した新たなチームを作り上げている最中だ。

 ラミレス監督は昨年のシーズンオフに、「来年、野手で確実にレギュラーなのは宮崎敏郎とソトくらい。あとはすべてのポジションが競争になる」と明かした。実際、若手の台頭や、米大リーグでも実績のあるタイラー・オースティン選手の加入など、レギュラー争いはかつてないほど熾烈(しれつ)になっている。

 そんな中、虎視眈々(こしたんたん)と定位置奪取を狙っている選手がいる。華麗な身のこなしでチームトップクラスの守備力を誇る柴田竜拓選手だ。昨シーズンの中盤から終盤にかけて、課題だった打撃でも手応えを感じ、今年にかける思いは強い。「レギュラーを取るのは今シーズンがラストチャンスかもしれない」と自らにプレッシャーをかけてシーズンに臨んでいる。

 柴田選手にとっての大きな変化は、筒香嘉智選手が米大リーグへの挑戦でチームを離れたことだ。グラウンドを離れても同じ時間を過ごすことが多かった柴田選手にとって、筒香選手はかけがえのない存在。プレーへのアドバイスから野球に対する心構えなど、数え切れないほどの金言をもらっていた。

 柴田選手が最も大切にしているのは、「タイミングを外すな」という言葉。野球だけでなく私生活でも常に流れがあり、その流れをものにしなくてはいけない。その時のために常日頃から準備を怠ってはいけない、という意味が込められているそうだ。

 「試合開始からゲームセットまでグラウンドに立ち続けたい。適時打だけでなく、試合状況に合わせて犠打や進塁打でも役に立ちたい――」。チームの勝利のため、柴田選手の挑戦は続く。(横浜DeNAベイスターズ 広報部 渡辺雅弘)