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 北海道稚内市は、市街地のエゾシカ対策として3年前に採り入れた麻酔薬を使った「吹き矢」捕獲を断念した。すみかと見られる裏山での冬の一斉捕獲も少雪続きで効率が悪く、休止を決めた。新年度は独自に小型囲いわなを買い、新たな捕獲体制で臨むという。

 市は小型囲いわなの購入費用として新年度予算案に253万円を計上した。道が昨夏、ノシャップ岬に近い弓道場裏に小型囲いわなを設置し、約2カ月で39頭(オス28、メス11)を捕獲した。市では今年6月~10月、弓道場より南でエゾシカがよく群れで出没する西浜地区の学校跡地に設置する計画だ。

 夏の囲いわなでの捕獲は、自然のエサが豊富なだけに難しいとされていたが、甘めのビートパルプに誘引され、道は手応えを感じていた。市は道と同様、離れた場所からスマートフォンを使ってわなの中の様子を確認し、複数頭が入った時点で入り口の扉を落とす仕組みを踏襲。専門業者に頼らず、市と地元猟友会で捕獲するという。

 吹き矢は銃を使えない住宅地や公園などでの有効な捕獲方法として採用。17年度に3頭、18年度に15頭、19年度は27頭を捕獲した。だが、麻酔薬を使うため、専門業者へ委託しなければならず、捕獲したエゾシカも食肉としては活用できなかった。

 一方、冬の裏山での一斉捕獲も…

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