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 ゆっくり時間をかけて回れる工夫を――。山梨県を代表する景勝地、昇仙峡の楽しみ方を提案する「昇仙峡リバイバル会議」が今月、甲府市役所であり、昨年12月にフィールドワークをした大学生がそんなアイデアを披露した。

 立教大と県立大の学生たち。昇仙峡ロープウェイ周辺を回るルートと、長潭橋(ながとろばし)から遊歩道を登るルートに分かれて散策した。

 「奇岩や天鼓林を説明する看板が少ない」と感じた立教大観光学部2年の平岡立成さんは、遊歩道で見本と同じ写真を撮影する「フォトハンティング」や、奇岩に名前を付ける企画を提案した。

 県立大国際政策学部の吉田均教授のゼミ生で、3年の松岡寿奈さんはロープウェー周辺だけでなく、「信仰の道」として知られる羅漢寺や金桜神社周辺まで歩きたいと話した。また、願掛けの感覚で岩肌に硬貨を挟む観光客がいると説明し、「景観が損なわれ、岩に亀裂が入り危険」と対策を求めた。(市川由佳子)