室矢英樹
戦国時代のキリシタン大名・高山右近(1552~1615)は高槻城(大阪府高槻市)の城主でした。三の丸跡の一角に立つ市立しろあと歴史館では、ゆかりの品を常設展示しています。
その一つが、城近くのキリシタン墓地から出土したロザリオ。キリスト教で祈りの際に使う数珠状の宗教用具です。木製の珠(たま)にはひもを通す穴がありました。同市学芸員の中西裕樹さん(47)は「右近が民衆にキリスト教の入信を勧めていたことを示す貴重な資料」と話します。
市教委によると、右近は現在の…
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