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 東京・東久留米市のスポーツクラブの一室。リズミカルなサウンドに合わせ、インストラクターの佐藤梨絵さん(40)は声を張る。ボクシングのような動きで「ワンツー、まだまだ行きますよ」。30人余りの参加者の前でエクササイズの指導をする。1時間のレッスンで、参加者は汗だくになりながらも顔はほころんでいた。レッスンを終え、佐藤さんは参加者をグータッチして見送った。「この空間が私が輝く場所です」

 4年前の健康診断で甲状腺の異常がわかり、翌年の精密検査で、甲状腺乳頭がんと診断され手術が必要になった。のど元付近に15センチのメスを入れ、10時間に及ぶ手術だった。声帯の一部をけずった。「声が肝となる仕事なので不安でたまらなかった」。麻酔から目を覚ますと声は出ず、体も動かなかった。恐怖の一晩だった。

 そんな経験から今もレッスン後にその都度、自身の体に語りかける。

「きょうもありが…

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