拡大する写真・図版標高8千メートル近い高所で遭難した登山者を救出に向かうヘリコプター=2013年5月19日午後2時32分、ネパールのエベレストBC、近藤幸夫撮影

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 登山が、他のスポーツと大きく異なるのは、遭難の恐れがあることです。岩登りや冬山といった特殊ジャンルだけでなく、一般登山者が楽しむ夏山でも多く起きています。遭難者を救助する「主役」は、警察や消防のヘリコプターです。短時間でふもとの病院まで遭難者を搬送できるのですが、最近、国内で新しい取り組みが出てきました。そもそも、救助するヘリの運航費用って誰が払うのか、ご存じでしょうか。

 国内の話をする前に、記者が経験した海外での遭難救助についてご紹介します。

 私は、これまでネパールのヒマラヤ地域に何度も取材などで行きました。ネパールの場合、私がいま本拠地にしている長野県以上に山域が広大です。エベレストなど8千メートル以上の高峰が多数そびえているのはご承知の通りです。

拡大する写真・図版ネパール側のエベレストBCに設けられた医療スタッフが常駐するテント=2013年5月19日午後1時11分、ネパール・エベレストBC、近藤幸夫撮影

 現地では、遭難は「自己責任」…

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