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 JR九州は3月から、車内でスイーツを味わえる観光列車「或(あ)る列車」を博多駅発着で走らせる。この列車の定期ルートはこれまで長崎県内や大分県内だったが、同社で最も利用者の多い博多駅で、初めて定期的に運行することになった。

 3月14日~5月6日の週末を中心に、博多駅とハウステンボス駅の間を計60本運行する。時間はハウステンボス発が午前11時ごろ、博多発が午後3時ごろ。約3時間の乗車中、九州産の食材も使い、東京・南青山の有名シェフ、成沢由浩(よしひろ)氏が監修したスイーツなどをコースで楽しめる。

 料金は、2人で利用するテーブル席や個室で大人1人あたり2万6千円(税込み)。

 「或る列車」は2015年に運行を始め、昨年までに計3万8千人が利用した。車両は明治時代、当時の鉄道会社が米国メーカーへ発注した「幻の豪華客車」をモチーフにし、その通称から「或る列車」と名付けられた。今年5月からは佐賀―長崎、長崎―佐世保の2ルートを走る。

 九州では西日本鉄道も4月9日限定で、観光列車「THE(ザ) RAIL(レール) KITCHEN(キッチン) CHIKUGO(チクゴ)」をスイーツ列車として運行する。西鉄福岡(天神)―大牟田を走り、沿線の筑後地域のイチゴを使った甘いピザなどをコースで出す。料金は7700円(税込み)。(山下裕志)