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 自動販売機でペットボトル飲料は扱いません――。自動車用ゴム製品大手の住友理工(名古屋市中村区)は20日、本社ビルで年1万本売れていたペットボトル飲料の販売をやめたと発表した。プラスチックごみによる海洋汚染が問題となっており、従業員が課題解決に参画できるようにする。

 名古屋駅前のJPタワー名古屋内にある本社の自販機2台を、缶飲料だけにした。外からペットボトルを持ち込むことは禁止しないが、専用のごみ箱をなくすことも検討する。従業員には、給茶機やマイボトルを利用することも促す。自販機からペットボトルをなくすことで、年間748キロの二酸化炭素削減が期待できるという。

 グループの国内拠点でも、国連のSDGs(持続可能な開発目標)が達成期限とする2030年までに、ペットボトルから缶へ切り替えを進めるという。

 住友理工は19年にも主力工場の社員食堂で月間2600本使っていたプラスチック製スプーンを廃止。脱プラに取り組んでいる。(山本知弘)