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 九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)をめぐり、国土交通省と佐賀県の応酬が続いている。佐賀県内の新鳥栖―武雄温泉の整備について、前向きな協議入りに向けて一時は歩み寄った両者。ところが、事務方同士の調整はうまくいかない。しびれを切らし、まず口火を切ったのは赤羽一嘉(かずよし)国土交通相だった。

 「残念ながら、現状は手紙のやりとりが続いている。率直に申し上げて、非常に理解に苦しむ状況であります。われわれの信頼関係を損ねるようなかたちでの事務方のやりとりというのは、理解できない」

拡大する写真・図版記者会見する赤羽一嘉国土交通相=2020年2月18日、東京・霞が関

 18日、東京・霞が関の国交省。閣議後会見に臨んだ赤羽国交相は、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事への憤りを隠さなかった。

 博多駅から佐賀県内を通り、長崎駅に至る構想の長崎新幹線。博多―新鳥栖は鹿児島ルートと共用し、武雄温泉―長崎は2022年度に開業する計画だ。ともに通常の新幹線と同じ「フル規格」で走る。

 ただ、佐賀県内の新鳥栖―武雄温泉は開業の見通しが立っていない。

拡大する写真・図版九州新幹線西九州ルート

 与党は昨夏、この区間をフル規格で整備する方針を打ち出した。だが、地元の佐賀県は反発している。財政負担を強いられる割に、整備してもメリットが見えにくいからだ。

 与党が折衝役に選んだのは、新…

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