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 日産自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生産の一時停止を決めている国内の工場について、操業を止める日を増やす。福岡県の2工場で24日と28日の生産を止める。中国からの部品供給が滞っているため。

 ひとつは完全子会社の日産自動車九州の完成車工場(福岡県苅田町)で、これまでも14日と17日に生産ラインを止めるなどして生産調整をしていた。この工場は、日産の国内生産の半分ほどを担う国内最大の生産拠点で、ミニバン「セレナ」やスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」などを生産している。

 日産子会社の日産車体も、福岡県苅田町と神奈川県平塚市の工場で15日と22日の生産停止を決めていたが、福岡の工場では24日と28日も生産を取りやめる。これまでは通常の稼働を維持するために土曜日の生産を止める方針だったが、部品の供給が滞っているため、通常稼働日の生産も止めることにした。「3月以降の稼働については、状況を見つつ判断する」(日産車体広報)としている。(田幸香純、友田雄大)