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 文化庁が発表したユネスコの無形文化遺産に一括推薦する「風流踊(ふりゅうおどり)」のリスト37件に、新潟県内からは柏崎市の「綾子舞(あやこまい)」と、魚沼市の「大(だい)の阪(さか)」が選ばれた。新潟県によると、2022年11月ごろに審査を受ける可能性が高いという。

 綾子舞は柏崎市女谷の下野、高原田(たかんだ)地区に約500年前から伝わる伝統芸能で、赤布をかぶった女性の小歌踊、男性の囃子(はやし)舞、狂言の3種類がある。毎年9月に地元の綾子舞会館に舞台が設けられ、演目が披露される。

 大の阪は魚沼市堀之内地区の八幡宮で8月14~16日にある盆踊りで、緩やかで優美な足の運びや手ぶりが特徴。「南無西方」という歌詞が入ることから「念仏踊り」とも呼ばれる。

 無形文化遺産は、国内では「歌舞伎」「和食」など21件の登録があり、県内では09年に「小千谷縮(ちぢみ)・越後上布」が登録されている。風流踊は神奈川県の「チャッキラコ」が09年に登録されていて、今回の提案では登録を全国各地の風流踊に広げるねらいがある。(高木真也)