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 東京駅と皇居の間にある皇居外苑(46・5ヘクタール)をジョギングだけでなくイベントなどにも使えないだろうか――。環境省は有識者による検討会の初会合を25日に開く。都心の一等地にありながら、68年前の閣議了解で、現在は国家的行事に限り、一般行事に使えないが、同省所管の新宿御苑が幅広く利用されていることを踏まえ、活用の道を探る。

 皇居前広場などからなる皇居外苑は、戦前戦中は天皇による在郷軍人らの親閲式などが開かれた。終戦後は連合国軍関係の式典や労働組合のデモなどの会場として使われていたが、1949年4月に旧皇室苑地の一部が国民公園になり、今は日本武道館などがある北の丸地区と東京駅前の皇居外苑地区をあわせた計115・1ヘクタールを環境省が所管する。皇居周辺への内外の観光客など、推計で年600万人以上が訪れる一等地にある広場にもかかわらず、吉田内閣による52年3月11日の閣議了解以来、一般のイベントには使えない。

 この閣議了解では、皇居外苑を「皇居の前庭であるという特殊な性格を持った国民公園」と定義し、開催を認める行事として、政治的または宗教的目的を有さない▽安寧秩序を乱す恐れがない▽小区域かつ短時間に限る▽国家的性質を持つ、と限定。後に別の閣議了解で東京消防庁の出初め式だけは認めたが、環境省によると、その開催も50年代が最後。64年の東京五輪の聖火歓迎式典や昨年の天皇陛下の即位の祝賀行事などにしか使われていない。

 一方、同じ国民公園の新宿御苑…

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