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 韓国保健福祉省は22日午前、韓国国内での新型コロナウイルス感染者が新たに142人増えて、計346人になったと発表した。南東部の慶尚北道にある病院と大邱で感染が拡大した。

 同省によると、大邱とその周辺を中心に20日に53人、21日にも100人増えており、感染者はこの3日間で約7倍に急増した。346人のうち、死者は2人。大邱にある新興宗教団体「新天地イエス教会」の教会で、18日に感染が確認された女性と同じ礼拝に参加した人たちを中心に感染が拡大。同省は、近くの慶尚北道の病院の院内感染とも関連している可能性があるとみている。

 韓国政府は21日に大邱とその周辺地域を感染症の「特別管理地域」に指定。感染拡大を警戒している。

 また中国の国家衛生健康委員会は22日午前、中国本土の感染状況を発表した。21日の死者は109人で、累計では2345人になった。同じく感染者は397人で、累計では7万6288人に達した。

 増加分のうち、武漢市を省都とする湖北省の死者は106人、感染者は366人だった。いずれも本土全体の9割超を占めており、同省では深刻な状況が継続している。

 一方、同委員会は中国本土の感染者数の累計について、湖北省の集計の修正を反映した結果、19日が7万5002人、20日が7万5891人に変更されたことも明らかにした。

 オーストラリア政府は22日朝、チャーター機で帰国した大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で新型コロナウイルスに感染した人が計6人になったと発表した。21日夜までに4人の感染が確認されていたが、22日にさらに2人の感染がわかったという。(ソウル=鈴木拓也、香港=益満雄一郎、シドニー=小暮哲夫)