[PR]

 オーストラリア政府は22日朝、チャーター機で帰国した大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で新型コロナウイルスに感染していた人が計6人になったと発表した。症状はいずれも軽く、それぞれの出身州の病院に搬送して治療する。

 豪政府が手配したチャーター機は20日未明に乗客164人を乗せて羽田空港を発ち、20日朝に豪北部ダーウィン空港に着陸。その後、軽い呼吸器症状があった17人がウイルス検査を受けた。21日夜までに4人の感染が確認されていたが、22日になってさらに2人の感染がわかった。

 豪保健省は「症状がなく、検査では陰性だった人だけがチャーター機への搭乗を認められた」と説明。「厳しい感染予防の処置を取っていた機内で感染したとは考えにくい」ともしている。感染していない残りの乗客は、ダーウィン郊外の建設作業員用の宿泊施設で14日間、一般の住民とは隔離されて過ごす。(シドニー=小暮哲夫)