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 北海道は22日、道内に住む10代~80代の男女9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも日本国籍で、重症者はいないという。道内の感染者は計17人になった。

 9人の内訳は、男性4人、女性5人。このうち50代の女性看護師は、すでに感染が明らかになっている七飯(ななえ)町の60代町議と接触していた。居住地は函館市や、旭川市、根室市、苫小牧市など幅広い地域に広がっている。

 鈴木直道知事は会見で、1日で感染例が倍増したことについて「状況が変わった。重く受け止めないといけない」と述べ、市中感染が広がっているとの認識を示した。

 感染拡大を食い止めるため、道や札幌市は今後3週間、多くの人が集まる主催イベントを原則として中止する方針を打ち出した。

和歌山でも新たに1人確認

 和歌山県は22日、和歌山市在住の40代の会社員男性1人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに判明したと発表した。済生会有田病院(湯浅町)ですでに陽性が確認された60代の男性入院患者の同僚だという。同県内で感染が確認されたのは計13人。

 県によると、この男性は、2日に37度5分の発熱があり、別の医療機関を受診。その後、倦怠(けんたい)感やせき、下痢などの症状を訴えていた。症状は治まったが、60代の男性患者と1月から2月はじめにかけて一緒に車で仕事先を回るなどしていたことから検査していた。現在男性は入院しているが、無症状だという。

名古屋市では4人が陽性

 名古屋市は22日、いずれも市内に住む40代女性1人と、60代男女3人の計4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。4人の容体は安定しており、22日にも市内の医療機関に入院する予定という。4人のうち、40代と60代の女性計2人は、米ハワイから帰国後の15日に感染が確認された60代女性の関係者。残る2人の60代男性は、19日に感染が確認された50代女性の関係者で、この女性もハワイから帰国の60代女性の関係者だという。