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 主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が22日、サウジアラビアの首都リヤドで始まった。初日は世界経済の動向を議題とし、新型コロナウイルスによる肺炎の流行が経済に及ぼす影響や対応についても話し合う。閉幕する23日に出す共同声明に、肺炎拡大への各国の懸念が反映される見通しだ。

 日本からは麻生太郎財務相と日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁が出席。黒田総裁は開幕直前、「コロナウイルスが非常に大きな論点になることは間違いない」と指摘した。日本経済については、緩やかな回復の基調に変化はないとしつつも、「コロナウイルスの影響を十分に注意していかなければならない」と述べた。

 この問題はすでに、中国や周辺国の経済活動に打撃を与えている。国際的なサプライチェーン(部品供給網)の中核を担う中国で生産が落ち込んだ影響で、他国でも工場の稼働が滞りつつある。日本などでは中国人観光客が減り、各地でイベントの中止も相次ぐ。

 国際通貨基金(IMF)は22日のG20開幕直後、今年の世界経済の成長率予想を1月時点から0・1ポイント引き下げ、3・2%とした。肺炎拡大の影響で中国の成長率予想も0・4ポイント低い5・6%に下方修正した。

 G20関係者からは開幕前から、事態の収束や影響の「不確実性」を不安視する声が出ている。今回のG20に、中国の財務相と中央銀行総裁は出席せず、不透明感をさらに強めている。

 IMFのゲオルギエバ専務理事…

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