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 11月の米大統領選に向けて、候補者選びが本格化しています。その号砲となったのは3日のアイオワ州党員集会でしたが、集計を巡るトラブルが起き、誰が勝ったのかもまだ分かりません。混乱の原因の一つは、党員集会の複雑な仕組みだとも言われますが、なぜこのような方法が採用されているのでしょうか。上智大学の前嶋和弘教授(現代アメリカ政治)に聞きました。

 ――党員集会とはどのような手続きなのでしょうか。

 「党員集会は、誰を大統領候補にしたいかを選ぶ手続きの一つです。党員が地区ごとに集まり、話し合いを通じて支持する候補を決めます。支持者の数に応じて、各候補には『代議員』が割り振られます。最終的には、この代議員の過半数を獲得した候補が、夏の「全国党大会」で大統領候補に指名されるのです。アイオワ州の党員集会は毎回、全米で最初に行われるため、その後の選挙戦を左右する戦いとして注目されてきました」

 ――米大統領選では「予備選」という言葉もよく聞きます。

 「これも候補者を選ぶ手続きの一つです。ただ、党員集会と異なり、単純に投票で決める方法です。近年はほとんどの州が予備選を採用しており、党員集会を実施しているのはアイオワのほか、ネバダやワイオミングなど、ごく一部です。ネバダの党員集会は22日にありました」

 ――党員集会が少なくなっている理由は何でしょうか。

 「一つは、仕組みが複雑なこと…

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