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 イスラエル保健省は23日、過去14日間に日本と韓国に滞在していた外国人について、24日朝以降の入国を禁止すると発表した。イスラエルの国民と居住者のみ入国が認められるという。

 イスラエルでは22日、8~15日に同国内を旅行していた韓国人9人が帰国後に新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、動揺が広がっていた。旅行中に国内で感染が広まった恐れがあるとして、9人に接触した可能性のある200人以上のイスラエル人を隔離するなど対応を急いでいる。

 22日夕には保健省が会見し、日韓からの入国を禁止する意向を示唆。同日夜に韓国からイスラエルに到着した航空機について、イスラエル人12人を除き、約200人の乗客の入国を拒否する対応を取っていた。

 保健省は23日、ホームページを更新し「イスラエル国民と居住者を除き、過去14日間に日本と韓国に滞在していた人の入国を禁じる」と明記した。外務省によると、この措置は24日朝8時から適用になるという。

 イスラエル国内での感染例は、大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号から帰国した女性1人のみ。日韓での感染の広がりを受け、イスラエル政府は旅行客などを通じた市中感染が起きることを強く警戒している。

 日本との間では3月11日から直行便が初めて定期運航する予定となっているが、今回の措置が影響を及ぼす可能性がある。(エルサレム=高野遼)