[PR]

 もりおか郷土芸能フェスティバルが23日、盛岡市の市民文化ホールで開かれた。さんさ踊りや剣舞、田植踊りなどを継承する市内10団体のほか、一戸町の指定無形民俗文化財、女鹿(めが)神楽も特別出演。各団体による熱のこもった演舞に大きな拍手が送られた。

 盛岡市南仙北を拠点に活動する「仙北小鷹(こたか)さんさ踊り保存会」の21人は、さんさ踊り団体では唯一の白い花笠を被り、「サッコラチョイワヤッセ」というかけ声に合わせ、腰を低く落としたしなやかな踊りを披露した。太鼓を響かせた副会長の渋川修さん(41)は「多くの人に郷土芸能を知り、楽しんでもらえたらうれしい」と話した。

 同市藪川の住吉神社で奉納される藪川神楽は今年で伝承200年。次世代への継承に力を入れており、今回は初めて小中学生4人が舞手を担った。練習を約半年間重ねてきた三浦大知君(10)は「おはやしに合わせて跳びはねるところが楽しかった」と話し、保存会会長の外川秀雄さん(65)は「伝統を引き継いでくれて頼もしい」と目を細めた。(太田原奈都乃)