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 福井県敦賀市金ケ崎町にある資料館「人道の港敦賀ムゼウム」を22日、ポーランドの上院議員らの一行が訪問し、大正時代に敦賀港に来たポーランド孤児についての展示などを見学した。

 訪れたのは、トーマシュ・グロツキ上院議長ら上院議員4人を含む一行。渕上隆信・敦賀市長の案内で館を見学し、ロシア革命後の混乱が続くシベリアで家族を失った孤児たちが、1920~22年に、敦賀港に上陸したとの史実を紹介する写真パネルなどを見た。

 見学後に取材に応じたグロツキ議長は「敦賀は、日本の人々の人道的で勇気ある行為を象徴する場所だ」と述べた。

 また、敦賀市が東京五輪・パラリンピックの際に、ポーランドの「ホストタウン」に登録されていることを踏まえ、若者同士の交流拡大などに取り組む考えを示し、「(交流を通じて)ポーランドの人々の敦賀への感謝の気持ちが、ますます深いものになるだろう」と述べた。(八百板一平)