【動画】捕鯨母船「日新丸」、商業捕鯨再開2年目の船出=貞松慎二郎撮影
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 商業捕鯨が再開されて2年目の漁期を迎え、山口県下関市の下関港で24日、捕鯨母船「日新丸」(8145トン)と捕鯨船「勇新丸」(724トン)で構成する船団の出港式があり、乗組員の家族らが見送った。日本の排他的経済水域(EEZ)内の南東部水域で、28日から操業を始める予定。

 母船式捕鯨の今年の年間捕獲枠はニタリクジラ150頭、イワシクジラ25頭、ミンククジラ20頭で昨年とほぼ同数。操業会社の共同船舶(東京)によると、今回はニタリクジラ17頭程度を捕獲し、3月27日に東京へ陸揚げする予定。4月以降は数回に分けて漁に出るという。

 森英司社長は報道陣に「生産コストを極力抑えて、効率よく製品開発に取り組む。漁場の形成や漁期の見極めなどに必要なデータを集めたい」と語った。船団の恒川雅臣総括は式典で「知見が少ない海域での手探りの操業となる。乗組員一丸となって困難を克服する」と誓った。(貞松慎二郎