[PR]

 列車が故障で動かなくなった場合を想定した、JR九州とJR貨物による合同異常時訓練が23日夜から24日未明にかけて、JR鹿児島線の熊本操車場(JR貨物の熊本駅)―熊本駅間の上り線で実施された。

 両社から計約30人が参加し、両社の役割分担や現地での作業手順を確認した。合同訓練は昨年2月に続いて2回目。JR九州の列車(ディーゼル機関車)が何らかの理由で故障し、動かなくなったとの想定。操車場に待機中だったJR貨物の電気機関車を向かわせ、故障列車と連結して熊本駅まで動かす訓練に取り組んだ。平時はJR九州とJR貨物の車両を連結させることはないという。

 信号設備が使えない状況も想定し、係員が車両の進路を切り替えるポイントを手動で操作したり、安全確認をしたりして車両を現場まで導いた。

 JR貨物九州支社運車部の倉田巌さんは「実際にはこうはうまくいかない。常日頃の訓練が早期復旧につながると思います」と講評した。(渡辺七海)