拡大する写真・図版Bリーグ1部千葉でプレーする富樫勇樹選手=2019年12月11日

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 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)で日本人初の1億円プレーヤーとなり、いまやバスケ界の「顔」とも言える富樫勇樹選手(26)=新潟県新発田市出身。幼少期から才能を発揮した「絶対的エース」として、東京五輪でも活躍が期待されている。

おむつしているときからシュート

 「おむつをつけている時からシュートの練習をしてたよ」。富樫選手の父英樹さん(57)から衝撃の証言を聞いた。

拡大する写真・図版自宅で暇さえあればシュートの練習をしていた6歳の富樫勇樹選手=家族提供

 英樹さんは中学校の体育教師としてバスケの指導に長年携わり、富樫選手の母も大学までプレー経験があった。富樫選手は、まだミルクを飲んでいた頃から、室内用のゴールめがけて小さなボールを投げていたという。叱られるまでボールを床に打ち付け、試合もテレビで好んで見るような子だった。

 小学校に入ると、自然な流れで、英樹さんが監督をしていたミニバスのチーム「新発田キッズ」に。高学年の児童が多い中、すでにドリブルやボールさばきでひけをとらなかった。「テレビでも試合を見ていたし、選手の動きを見てまねすることがうまかったんじゃないかな」と英樹さんはいう。

拡大する写真・図版小中学生時代には監督として富樫勇樹選手を指導した父英樹さん=2020年2月3日、新潟県胎内市

 ただ当時はシャイな性格が前に出て、試合を尻込みするところがあった。4年生の頃に出場し始めると、司令塔のポイントガードとしてすぐにチームの中心に。体格差のある6年生とも競り合い、英樹さんは当時、富樫選手がミスしたりボールをとられたりしたのを見た記憶がないという。

 「技術的な指導はしたことがない」と英樹さんは振り返る。ただ、そのほかの「大事なこと」は間接的に伝わるよう意識した。「テレビを見たり、妻に話しかけたりしてる時、『人としてこういうの大切』『ひげは生やさないように』『この選手の身なりがいい』とわざと大きな声で繰り返し言ってきた。聞いてたんじゃないかな」

拡大する写真・図版2008年の全国中学校バスケットボール大会で優勝した中学3年の富樫勇樹選手=家族提供

中3の全国大会 リードされた局面で

 バスケの申し子ともいえるような富樫選手。本丸中学校でチームメートだった川崎龍太郎さん(26)=新潟市=は「絶対的エースだった」と振り返りつつ、別の一面も証言した。

 入学当時は身長148センチと…

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