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 国公立大学の2次試験前期日程が25日、全国168大学で始まった。来年の入試改革などへの不安から「安全志向」が強い入試となっているが、英語民間試験などの見送りを受け、東京大などの最難関大では変化もみられる。新型コロナウイルスの感染が広がる中、受験生たちはマスク姿で試験に臨んだ。

 文部科学省によると、前期日程には、168大学580学部に24万3052人が志願。募集人員8万51人に対する志願倍率は、昨年より0・2ポイント低い3・0倍となっている。

 受験生が新型コロナウイルスに感染した場合に備えて、東京工業大や北海道大などは、追試などの救済措置を決めた。ただ、多くの大学は特別な対応はとらない方針だ。

 東京大の本郷キャンパス(東京都文京区)では、ほとんどの受験生がマスク姿だった。理科Ⅱ類を受験する広島県の高校3年の女子生徒は「感染したらどうしようと不安だった。人混みを避けるため、買い物なども控えた」と話した。