存命中の世界最高齢男性として12日にギネス世界記録に認定された新潟県上越市の渡辺智哲(わたなべ・ちてつ)さんが23日、老衰のため入所している介護老人保健施設で死去した。112歳。3月5日に113歳の誕生日を控えていた。

 1907(明治40)年、現在の上越市生まれ。20代で台湾に渡り、製糖会社に勤めた。終戦後に故郷へ戻り、県の出先機関などで勤務した後、定年後は農業に携わりながら、趣味の盆栽や書道を楽しんでいた。5人の子、12人の孫、16人のひ孫、1人のやしゃごがいた。

 昨年末に体調を崩したものの回復し、今月12日に「存命中の世界最高齢の男性」としてギネス世界記録の公式認定証を受け取った時には、長寿のひけつを「笑うこと」と話して笑顔を見せていた。