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 新型コロナウイルスの感染者が熊本県内で相次ぎ確認されていることを受け、3月5日告示、22日投開票の熊本知事選に立候補を予定している新顔が25日、県選挙管理委員会に投票を繰り延べるよう申し立てた。

 申し立てたのは幸山政史・前熊本市長(54)。県選管への書面で、感染拡大を防ぐため集会などの選挙運動ができず、有権者は外出を控えて投票率が下がる可能性を理由に挙げた。天災などによる繰り延べ投票を定めた公職選挙法57条に基づく決定を求めている。幸山氏は報道陣に「感染収束のめどがつくまで繰り延べるべきだ」と述べた。

 県内では21~24日に4人の感染者が確認されている。県選管によると、戦後の熊本知事選で繰り延べの例はない。総務省選挙課によると、選挙の告示後であれば57条に基づき任期満了後まで繰り延べることも可能という。新型コロナウイルスの感染拡大による繰り延べの例は把握していないという。