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国籍を離脱する人の数が、新たに取得する人を大きく上回っている韓国。識者に背景を聞きました。

韓国・漢城大学教授 呉静恩氏

 ――2018年に韓国籍を取った人は約1万4千人、韓国籍でなくなった人は約3万3千人です。「国を捨てる人」が多いのでしょうか?

 「単純に捨てたとは言えないところが難しい。二つの理由がある。一つは複数国籍を持つ移民2世や3世の存在だ。韓国の人口約5100万に対し、国外に出た移民が約750万人もいる。外国生まれの2世や3世は外国籍となるが、その国が複数国籍を認めていれば韓国籍も持つ」

 「彼らの多くが、経済が発展した韓国で働きたいと考えている。ただ、韓国籍を持つと自覚しないままやって来て、兵役義務がある、と知らされる男性の例が相次いだ。そこで兵役を避けるため韓国籍から離れている」

 ――外国から韓国への動きなんですね。逆に外国に移って韓国籍でなくなる人も多いのですか。

 「かつては『自分たちは単一民…

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