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 長野県は25日、松本保健所管内(松本市、安曇野市、塩尻市、東筑摩郡)に住む会社役員の60代男性1人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。県内で感染者が確認されたのは初めて。男性に発症前の2週間に中国への渡航歴はなく、県がこれまでに判明している感染経路との関わりを調べている。

 県によると、男性は今月14~17日に北海道に、17~19日に東京都内に滞在。その後、倦怠(けんたい)感があり20日は自宅で静養したが、21日に37~38度台の熱があり、県内の医療機関を受診。保健所に相談した上で、24日から県内の別の感染症指定医療機関に入院し、25日に遺伝子検査で陽性反応が出たという。

 県内では、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から13人の患者を感染症指定医療機関に受け入れ(その後1人は別の医療機関に転院)、23日までに3人が退院した。