拡大する写真・図版フロントライン 「桜」の余波

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 答弁の迷走は疑惑の内容ゆえか、それとも資質の問題か。首相主催の「桜を見る会」をめぐり、公文書管理を担当する北村誠吾地方創生相(73)が立ち往生する場面が続いている。

 「公文書の改ざんには当たらない」。20日の衆院予算委員会で、北村氏は幾度も同じ言葉を口にした。

 安倍晋三首相が出席しないこの日の予算委で、北村氏は野党の集中砲火を浴びていた。問われたのは、「桜を見る会」の推薦者名簿の一部を内閣府が白塗りにして国会に提出した問題だ。過去の国会答弁との矛盾を隠すために記述を隠した――。野党はそう指摘し、通常国会の開会直後から追及を強めてきた。

拡大する写真・図版「白塗り」問題をめぐり、内閣府が出した説明資料。実際の推薦時に利用・保存していた(1)に対し、昨年11月、国会に提出された(2)は、「内閣官房内閣総務官室総理大臣官邸事務所」の部局名が分からないよう白塗り加工されていた=立憲民主党の蓮舫副代表提供

 「森友の時とどこが違うのか」。野党統一会派の今井雅人氏(無所属)は、森友学園をめぐる財務省の決裁文書改ざん問題を持ち出して、北村氏にただした。だが、北村氏は答弁に立たず、政府参考人として出席した内閣府の渡辺清・大臣官房総括審議官が割って入った。渡辺氏は、与党が2月中旬から委員会に呼んでいる北村氏の「助っ人」だった。

拡大する写真・図版衆院予算委で、自らの代わりに答弁する政府参考人の渡辺清・大臣官房総括審議官(手前)を指さす北村誠吾地方創生相(左)=2020年2月10日午後4時38分、岩下毅撮影

 「大臣が答えて」。野党からヤジが飛ぶ中、渡辺氏はこんな説明をした。

 「(森友問題の)決裁文書の場…

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