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 時空のゆがみが宇宙空間を伝わる重力波を捉える東京大宇宙線研究所の大型低温重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」(岐阜県飛驒市)の観測が2月25日、始まった。米国と欧州にある3カ所の重力波望遠鏡との共同観測をめざし、今後、観測感度をさらに上げていく。宇宙の姿の解明につながると期待されている。

 KAGRAは、神岡鉱山の地下に設けられた観測装置。一辺3キロのL字形のパイプにレーザー光を通して両端の鏡で往復させ、空間のゆがみで生じるわずかな差を測る。2019年10月に9年かけて完成し、レーザー光や鏡の微調整を続けていた。

 宇宙線研の梶田隆章所長は「ようやく観測を始めることができた。引き続き、感度の向上の努力を続けていく」とコメントした。

 重力波は、ブラックホール同士…

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