【動画】背中も赤いアカハライモリ見つかる=杉浦奈実撮影
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 腹だけでなく背中や顔、手足も赤いアカハライモリが、大阪府河内長野市で見つかった。突然変異とみられ、野外で見つかったという報告は過去に数例しかないという。

 アカハライモリは本州や四国、九州などに広く分布する両生類で、背中から体の側面が黒っぽい色をしているのに対し、腹は赤色で黒っぽい斑点がある。

 大阪府立環境農林水産総合研究所の池口直樹・森林環境監(58)は昨年5月、河内長野市内の林道で、腹以外の部分も赤いイモリを発見した。「最初はひっくり返って、おなかの警戒色を見せて威嚇しているのかと思った。よく見たら目があった」と話した。斜面が崩れたり、水たまりが干上がったりして生息場所がなくなる危険が高そうだったため保護したという。

 保護した個体は同研究所生物多様性センター(寝屋川市)で4月28日まで開かれている生物多様性の企画展で展示中。隣には通常の個体もおり見比べられる。(杉浦奈実)