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患者を生きる・職場で「緩和ケア医のがん」(4)

 東京都の緩和ケア医、行田泰明さん(59)は2014年秋、食道がんの手術から半年ほどたち、医師としての社会復帰をめざしていた。だが、いったん決まりかけた病院への就職話が立ち消えになり、無職の状態が続いていた。

 そんなころ、「うちで働きませんか」と声をかけてくれたのが、以前からの知り合いで、在宅医療をする「わたクリニック」(葛飾区)理事長の渡辺(わたなべ)淳子(じゅんこ)さん(66)だった。

 わたクリニックでは、常勤医らの勤務条件を「週に3日以上」として、あとの時間は研究でも子育てでも、好きなように使ってもらう方針にしていた。

 したいことを我慢して仕事にすべて捧げるより、好きなことも一緒にやったほうが、人生は豊かになり、それがケアの質にもつながる。渡辺さんはそう考えていた。緩和ケア医として実績のある行田さんが来てくれることは、クリニックにとってもメリットだった。

 抗がん剤や手術を受けて体力が…

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