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 新型コロナウイルスによる感染症の広がりを受け、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は26日、3月下旬に国内で始まる聖火リレーについて「中止は全く考えていない」としつつ、「(関連イベントの)縮小など、どうしたら感染拡大を防いで実施できるか考えていきたい」と述べた。

 武藤事務総長は「一般論」と前置きした上で、多数の人が集まる歓迎セレモニーなどを縮小するイベントの候補に挙げ、来週中にも基本方針をまとめる考えを明らかにした。リレーそのものについては「一律の基準をつくるのはそぐわない」として、都道府県の実行委員会と協議しながら、実施1週間前をめどに個別に判断するという。

 聖火は3月12日にギリシャで採火され、20日に航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に到着。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城、岩手、福島の3県で巡回展示の後、26日に原発事故の対応拠点となった福島県のスポーツ施設「Jヴィレッジ」から国内のリレーがスタートする。