拡大する写真・図版百貨店の化粧品売り場では美容部員が客に化粧をほどこす「タッチアップ」を自粛するブランドが増えている。接客ではマスクを着用していた=26日、名古屋市のJR名古屋高島屋

[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、百貨店の化粧品売り場では、美容部員が客の肌に触れるメイクを自粛している。接触を避け感染リスクを減らすためだが、不振の婦人服に代わり化粧品は百貨店の売り上げを引っ張ってきただけに、各店は自粛長期化による営業への影響に気をもんでいる。

 JR名古屋高島屋は26日、開業20年記念で化粧品売り場をリニューアルオープンした。売り場面積を2倍に増やし、5フロアに分散させることで、化粧品を呼び水に各階の買い回りを向上させるねらい。全国の百貨店で初めて、自分に合ったメイクを提案してくれる機械も導入し、客が自由に化粧品を試せるコーナーも設けた。

拡大する写真・図版百貨店の化粧品売り場では、美容部員が客に化粧をほどこす「タッチアップ」自粛の告知が設置されていた=26日、名古屋市のJR名古屋高島屋

 だが、新型肺炎の拡大で、外出を控える動きが広がり客が減っている上、売り場では客の顔にメイクを試す「タッチアップ」を自粛するブランドが増えている。感染拡大を防ごうという各メーカーの方針で、26日時点で資生堂やコーセーなど約30ブランドが自粛しているという。

 主に高級品を扱う百貨店の売り場では通常、肌に合うかどうかなどを確認しながら、美容部員が口紅などを塗るサービスが売りだが、店頭には「お肌に触れる行為を自粛させていただいております」と書かれた看板が設置されている。

拡大する写真・図版JR名古屋高島屋の化粧品売り場では、美容部員が客に化粧をほどこす「タッチアップ」の自粛を知らせる看板が設置された=26日、名古屋市中村区の同店

 客へのメイクをやめるブランドは高島屋以外でも増えている。名鉄百貨店本店では、一部を除き多くのブランドが取りやめている。「実際にメイクをしてもらわないと、商品の良さをお客さんに説明できない。売り上げへの影響は避けられない」(ある百貨店の広報担当)との声も出ている。

■試食・試飲…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら