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 1月の台湾総統選で敗れた国民党の党主席選が来月7日にある。中国本土に由来する老舗政党にとって、親中イメージの払拭(ふっしょく)が課題になっている。(台北=西本秀)

 台北市内の国民党本部で12日に開かれた政見発表会。主席選に出馬した元台北市長の郝竜斌(ハオロンピン)氏(67)と立法委員(国会議員)の江啓臣(チアンチーチェン)氏(47)はともに対中姿勢の見直しを打ち出した。

 「古臭くて中国寄りという党のイメージを変えない限り支持を得られない」。郝氏は、かねて指摘されてきた、同党の政治家が中国側に取り込まれて商売上の利益を得ているという疑惑に言及。「台湾の利益を犠牲にして個人の利益を図ることを絶対に認めない」と訴えた。

 江氏も「政治をしたいなら商売はするな」と強調。統一を迫る中国に対して「台湾優先の態度で、民主主義と自由を後退させない最低線を守る」とアピールした。

 先月の総統選は、中国の習近平(シーチンピン)政権の強硬姿勢や香港のデモが影響し、反中感情が高まる中で行われた。中国に抵抗する与党民進党の蔡英文(ツァイインウェン)氏に大敗した国民党の前主席は辞意を表明。その後任を選ぶ選挙は党員投票で決する。

記事後半では、立候補した2人へのインタビューを掲載します。

 「中国国民党」が正式名の同党は1919年に中国本土で結成され、中華民国の政権党となったが、共産党との内戦に敗れ49年、台湾に逃れた。長く共産党政権の中国と敵対していたが、2000年代に急接近した。

 両者をつないだのが「92年コ…

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